こんにちは。プロダクト本部プロダクトアナリティクス部の米山です。
アンドパッドに入社してから、気づけば3年半が経ちました。
この間に、組織やプロダクトは大きく変化し、私自身の役割やプロダクトへの関わり方も少しずつ広がってきました。
本記事では、そうした変化の中で私が携わってきた「ANDPAD Analytics」の開発の裏側について、自身の経歴を振り返りながらお伝えしたいと思います。
入社を検討されている皆さまにとって、何かの参考になれば幸いです。
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- これまでのキャリア
- ANDPAD Analyticsについて
- ダッシュボードについて
- 最後に:この記事を見ている採用候補者の方へ
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これまでのキャリア
私のキャリアは、少し特殊かもしれません。
大学卒業後、イギリス留学を経て高校の国語講師を2年。その後、音楽業界でバンドマネジメントを10年経験。さらにEコマース企業の品質管理部へ転職。そこでSQLやBIツールに触れる機会が多くあり、「データ活用をメインとした仕事に携わりたい」と考えるようになりました。
そんな中で出会ったのがアンドパッドです。これまで携わってきた業界はいずれもアナログな側面が強く、同じようにアナログな建設業のDXを推進し、業界に関わる人を幸せにするというミッションは、自分にとってとても自然に受け入れられるものでした。
一方で、「エンジニアとしてのバックグラウンドがない自分にできるのか」「建設業の知識がなくても大丈夫なのか」といった不安があったのも正直なところです。
それでも、これまでの多様な経験から培った適応力を評価していただき、2022年にアンドパッドへ入社しました。
ANDPAD Analyticsについて
入社当初、プロダクトアナリティクス部は個社BI構築がメインでメンバーは2人でした。2年前から「ANDPAD Analytics」の本格的な開発が開始。さらに2025年には複数名のメンバーが入社し、ようやくチームらしくなってきました。
「ANDPAD Analytics」は、ANDPAD上に蓄積されたデータを活用し、経営・業務を支援する共通機能です。住宅領域をメインに、数万人規模のユーザーにご利用いただいています。
単にグラフを並べるのではなく、ユーザーの課題やユースケースを想定し、画面を見たあとに「次に何をすべきか」という行動につながること、そしてユーザーの経営や事業推進を成功に導くことを目的としています。
建設業界のデータ活用を牽引し、多くの企業にインパクトを与えられる点は、この仕事ならではの大きなやりがいです。
開発においては、プロダクトアナリティクス部とデータ部が連携して進めています。
複雑なデータパイプラインの構築や基盤整備はデータ部が担い、データマートを利用したBI構築をプロダクトアナリティクス部が担当することで、技術的な難易度とビジネス的価値の両立を図っています。
システムにはLookerを導入しており、セマンティックレイヤー(データの定義を共通化する仕組み)を活用することで、全社で一貫した「正しい数字」を提供しています。
ダッシュボードについて
ここで、どのようなテーマのダッシュボードを作っているのか、簡単にご紹介します。
これまでに構築したダッシュボードは30個以上あります。
ハウジング領域の分析軸は、大きく以下の4つに分類しています。
- マーケティング(反響・集客分析)
- 営業管理(パイプライン・進捗分析)
- 経営・原価管理(利益・キャッシュフロー分析)
- 現場・発注管理(工期・協力業者分析)
さらに、ユーザーの業務フェーズや課題に応じて、これらの切り口を使い分けています。
- 現在の状態を把握するための「活動管理」
- 入力漏れや期限超過を検知するための「アラート」
- 結果を確認・分析するための「月次推移」
- 情報が適切に入力されているかを確認するための「業務管理」
単にダッシュボードを作るのではなく、業務理解・業界理解を深めながら「構造そのものを整理する」ことが、この仕事の面白さだと感じています。
ユーザー体験やユースケースを常に意識しながら、指標の見せ方、フィルタの配置や取捨選択、UIなどを考え、ユーザーが行動を起こせるプロダクトを目指して開発しています。
建設業界は非常に複雑で、ステークホルダーは多層構造、プロジェクト期間も長期にわたります。独特の商習慣や会社ごとの運用の違いもあり、さらにプロダクトのアップデートや新規プロダクトの誕生によって、データ構造も日々変化します。
キャッチアップは大変ですが、その分、新たな価値創出のポテンシャルも大きいと感じています。
もちろん、新しく加わるメンバーの視点やアイデアが、次の価値につながる可能性もあるかもしれません。
最後に:アンドパッドでの仕事に関心をお持ちいただいている方へ
ANDPADは今年10周年を迎え、節目の年となります。
私が見てきたのは3年半ですが、それだけでもプロダクトとして大きな変化と成長を感じています。日々変化があり、学びや刺激のある環境に身を置けることは、大きな価値だと感じています。
チームのメンバーは私を含め、多様な経歴を持つ方ばかりですので、「興味はあるけれどスキルが不安」「業界知識がなくて心配」という方でも問題ありません。
私自身の経験から見ても、次のような方に向いていると思います。
- 正解が決まっていない課題に向き合うのが好きな方
- 事業や業務理解を深めることに興味がある方
- データを「作って終わり」にせず、活用まで考えたい方
「BIエンジニア」という職種ではありますが、エンジニアと事業部をつなぐ“ブリッジ役”として、両方のスキルを身につけながら、顧客の課題解決に直接関われる立ち位置でもあります。
「データで事業を動かしたい」「手触り感のあるDXを推進したい」
——そんな想いを持つ方と一緒に働けることを、チーム一同楽しみにしています。