Tamachi.sre#2で「小規模SREチームで支える、Atlantisで実現するインフラ管理のセルフサービス化」というタイトルで発表しました!

こんにちは。サービスプラットフォーム部 部長の角井です。

2026/01/16(金)に開催されたTamachi.sre#2でアンドパッドは会場スポンサーとして協賛し、ミニブース出展とスポンサーセッションで参加させていただきました!

私のセッションでは、「小規模SREチームで支える、Atlantisで実現するインフラ管理のセルフサービス化」というタイトルで発表させていただきました。当日の運営とミニブース出展には、採用広報の広瀬さんとSREチームの千明さんも応援に駆けつけてくれました。

今回はこの登壇の内容と、現地の様子や反響をご紹介します。これからTamachi.sreに参加する方や、今回来られなかった方の参考になれば幸いです。

Tamachi.sreについて

Tamachi.sreは、SRE NEXTのコアスタッフ2名(渡部さんと横山さん)と元コアスタッフ1名(吉澤さん)が集まって発足した、SREの地域コミュニティです。スタッフ3名とも、勤め先が田町駅近辺にあるSREです。当日の司会は吉澤さんが務められました。 connpassページでは、以下のように紹介されています。

Tamachi.sreは田町らへんでやるSREのオフライン勉強会です。扱うトピックはSite Reliability Engineeringに関連しているトピックであれば特に限定していません。

SREに関心があれば、職場での役割や普段の業務はなんでもOK! ぜひ、お気軽にご参加ください。

ちなみに、吉澤さんはアンドパッドFinOpsチームのテックリードで、SRE Kaigi 2026のHALL16:50-17:20で登壇予定です。現地での発表をお楽しみください!

Tamachi.sre#2会場の様子

会場は、大きなスクリーンを映せて広々と使える当社オフィスの「ANDPAD STADIUM」を提供させていただきました。

ANDPAD STADIUM設営後の様子

ケータリングにはソフトドリンクやお酒などの飲み物の他、おにぎり、サンドイッチが提供され、飲食しながらセッションを聴講できました。

ケータリングの様子

ケータリング置き場の横に、いつもより小規模なミニブースとしてスポンサーブースを出展させていただきました。アンケートに回答したらノベルティが必ず当たるおみくじを引くことができ、こちらも盛況でした。来場者の皆さんがイベント開始前後にブースへ立ち寄ってくださり、リラックスして会話できたので良かったです。

ミニブースの様子

スポンサーセッションについて

Tamachi.sreは、会場スポンサーがトップバッターとして登壇するのが慣例のようで、今回は私が務めさせて頂き 「小規模SREチームで支える、Atlantisで実現するインフラ管理のセルフサービス化」というタイトルで発表しました!

発表中、何度か来場者の方と目が合ったり、頷く様子がみれたので、真剣に聞いてもらえている様子が伺えました。笑い所は用意していませんでしたが、発表後に質疑をいただいたりXでも反響があり、リアクションが多かったのでしっかりと手応えを得ることが出来ました。

発表している様子

発表を通して、「マイクロサービスアーキテクチャ採用後に顕在化した課題」と「GitOpsでなにを解決するのか」について、アンドパッドの事例を元に紹介しました。

質疑応答と反響

全員の発表後には交流タイムがあり、私の発表内容について質問してくださったり、自社事例をふまえてディスカッションしてくださった方もいました。他社のエンジニアとオフィスで交流できるのは新鮮で、とても良い機会になりました。

セッション中にいただいた質問をご紹介いたします。

Q: SREはどこから始めましたか?

私がアンドパッドに入社した時点からSREチームはありましたが、当時取り組んでいたのは、ANDPADの基本機能を担う大きなRailsアプリのオートスケーリングとデリバリー改善でした。 Datadogを導入して監視や可観測性の向上を民主化したりする活動も並行していました。 詳しくは以下に寄稿されておりますので、よかったら御覧ください。

tech.andpad.co.jp

Q: Terraform実行基盤としてAtlantisを選定した理由はなんですか?

Terraformは様々な方法で実行可能ですが、アンドパッドでは以下を重視しました。

  • 実行基盤が常時起動していて、リクエストを受けたら即座に実行できる
  • 実行計画や実行記録を残しやすい
  • 維持費が安く、実行基盤の運用が大変じゃない

Atlantis導入前は、社内のTerraformを実行する仕組みはCodeBuildが主流でしたが、待ち時間が長かったり、結果や記録がGitHubの外に残るのが欠点でした。対抗馬だったHCP Terraformは、料金体系がResource Under Managementに変更されたことを受けて、選択肢から除外しました。

Atlantisは、利用開始時に接続するリポジトリ単位で環境を構築し、セルフホスティングする必要があります。構築方法は公式ドキュメントに記載されており、複数から選択可能です。

SNSでの反響

Xでの反響も良かったので、ピックアップしてご紹介いたします。

良い質問ですね。AtlantisのワークフローはPRをマージする前にapplyする設計になっているので、PRのバージョンで実行されます。

さらに、applyは以下2つの条件を満たさないと実行できません。

  1. Atlantisにapplyを指示できる権限をもったGitHubユーザのみ、実行可能(Atlantisの設定で制御
  2. PRがmergeableになったら、Atlantisはapplyの実行を受付可能(GitHubの設定で制御

2つ目の条件を厳しくすることで、applyする前のチェックをCIやレビュワー等で入念に行うことができます。 Atlantisは特定のプロジェクトでplanが走ったら、オンメモリ上で持ってるDBでステートのロックを管理します。PRがマージされるか、手動でロックを解除しない限りこのロック状態は維持されるので、この機能によってapplyの競合は起きないようになっています。 このような仕組みやPRレビューでリスクを小さくしています。 一方で、PRの外で行われた変更(たとえば共通モジュールや、同一プロジェクトの他の環境の変更など)がもしあったら、今回のPRではそれを考慮すべき場合が稀にあります。このようなケースで事故が起こらないように、リポジトリや共通モジュールの運用ルールの整備を進めています。

Atlantis人気ですよね、去年もテックブログやPlatform Engineering関連のイベントで紹介れているのを何度かお見かけしました。 発表後の交流会でも、私の発表内容について質問してくださる方や、Atlantisを利用中でモノレポの運用方法についてディスカッションしてくださった方がいました。他社のエンジニアとオフィスで交流できるのは新鮮でとても良い機会になりました。

Tamachi.sre#2全体を通しての感想

今回は発表者含め総勢28名の参加となりました!当日は山手線・京浜東北線は運転見合わせとなる中、第1回より欠席率がかなり低かったようです。たくさんの方にお越しいただき、幅広く発表が集まり、盛況なイベントとなりました! また、会場への感想として「建設向けSaaS企業らしい点を、ステージ全面のコンクリート壁など、随所から感じられてよかった」といった声を懇親会でお聞きしました!アンドパッドオフィスは2025/10に三田エリアへ移転したばかりなので、嬉しい限りです。

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