どうも、ANDPADバックエンドの原田(tomtwinkle)です。 1週間ぶりくらいですね。
Rancher Desktop と Docker Desktop の差異
LocalでMySQL / LocalStack / MinIO 等のContainer立ち上げたりする程度なら特に差異はなさそうです。
今まで通り docker
コマンドや docker-compose
コマンドがそのまま使えます。
Rancher Desktop公式ではこんな感じに書いてますが、細かい所はもう少し使って見ないとわからないですね。
細かい話はリンクアンドモチベーションさんのテックブログを見てフムフムしていました。
link-and-motivation.hatenablog.com
ご注意
Rancher Desktopを利用することでContainer内のMySQLの一部操作で時刻が数秒ズレる事象が確認されています。
具体的には current_timestamp(3)
を使ったレコード登録なのですが、それに依存するテストを書いている場合はテストがコケるようになるかもしれません。
2022/10/21 12:00 追記:
Docker Desktopをアンインストールすると、kubectlやAWS CLI(の最新Version)もアンインストールされるので、再インストールが必要です。
手順
Docker Desktopをアンインストールする
- Troubleshoot を選択して
Clean Purge data
で今までDLしてたimageデータとかContainerデータを削除 - Dockerが再起動するか Docker Desktop 自体が再起動(起動しなかったら自分で立ち上げる)
- Troubleshoot を選択して
Uninstall
をクリック
Rancher Desktopをダウンロード
Mac Intel版の人はIntel、M1 MacとかM2 Macの人はApple Siliconの方をダウンロード Windowsの場合は1つなので迷わなくても良いですね
インストール
記事作成時点でのVersionは Version: 1.5.1
です。
気をつけるのは Container Runtime
を dockerd
にするくらい
Always run without administrative access
にチェックをつける と設定変更のたびにいちいち確認が飛んでくるのでRancher Desktopに強い不信感を持っていない限りでは チェック付けない方が後々楽 だと思います。
チェック付けてると Dockerが立ち上がらないなど色々あるのかなと思ってます。
ちゃんとdocker serverが起動しているか確認
- ターミナルを立ち上げておもむろに
docker info
する- 上手く立ち上がっているなら server以下につらつらと情報が出てきます。
Cannot connect to the Docker Daemon
などと出て上手く行かない場合はDockerが立ち上がってないので、Rancher DesktopのPreferencesからContainer Runtime
がちゃんとdockerd
になっているかを確認する
終わり
終わり
これだけです。
後は今まで通り docker-compose up -d
などを試してみましょう。
さいごに
当社アンドパッドではエンジニアを積極採用中です。 ご興味を持って頂けましたら、下記よりお気軽にカジュアル面談や採用職種についてお問い合わせください!