入社3ヶ月で感じたアンドパッドの開発のしやすさを支える仕組みや環境

この記事は ANDPAD Advent Calendar 2024 の14日目の記事になります。

こんにちは、今年の9月に入社してANDPAD施工管理の開発をしている中山です。
最近はkeyball44という自作キーボードを作成して、keymapをいじったり、自分に合ったテンティングの角度を模索したりと日々楽しんでいます。
このまま自作キーボードの話をしたいですが、それはまたの機会に取っておこうと思います。
転職をすると今まで経験したことのない開発の仕組みや環境との良い出会いがあると思います。
そこで、私がアンドパッドに入社して3ヶ月で出会ったそれらをいくつか紹介していきたいと思います。
日が経つとそんなの普通じゃない?と思ってしまうことも多々あると思うので、今のうちに書き留めておきます。

アンドパッドの開発のしやすさを支える仕組みや環境の例

デザインシステム「Tsukuri」

アンドパッドでは「Tsukuri」というデザインシステムが開発・運用されており、スタイルガイドラインやライティングガイドライン、Web向けの実装である「Tsukuri for Web」などが含まれています。
ANDPADには複数の製品があり、お客様に複数の製品を併用していただいているケースも多くあります。
各製品の開発者が「Tsukuri」を参照したり、「Tsukuri for Web」を用いて画面を開発することで、楽にお客様へ一貫したデザインをお届けできています。
ライティングガイドラインを参照することで細かい言い回しに悩む必要がなくなったり、各製品ごとに似たようなUIコンポーネントが開発されるということもなくなり、非常に助かりますね!
また「Tsukuri for Web」開発者に気軽に質問や相談ができるSlackのチャンネルが用意されており、日々そこでやり取りが行われているのを目にしています。
私自身はまだ「Tsukuri for Web」を用いた画面の開発は行っていないのですが、とても丁寧に書かれているドキュメントを読んだり、UIコンポーネントを簡単に試すことができるplayground環境で遊んでみたり、来たる日に向けて準備をしています。
詳細を見せることができないのですが、ここまでデザインシステムをやり切れている会社は多くないのではと思っています。

開発しやすさポイント

  • デザインシステムを利用すると、楽に一貫したデザインをお届けできる
  • デザインシステムについて困り事があったら気軽に相談できる環境
  • とても丁寧に書かれているドキュメント
  • 簡単にUIコンポーネントの動きを試すことができるplayground環境

詳しい情報を知りたい方は、デザインシステムを開発しているエンジニアやデザイナーが書いた記事があるので、ぜひご覧になってください。 tech.andpad.co.jp

CREチーム

CRE(Client Reliability Engineering)という職種はご存知でしょうか?
私はアンドパッドに入社するまで知りませんでした。
CREの業務内容は会社ごとや、同じ会社内でも人ごとに多岐にわたると思います。
業務内容の一部として、開発者である私が助かっている例を紹介いたします。

みなさんの会社ではお客様や社内からの製品への不具合の報告はどのように対応していますか?
開発者が日替わりや週替りで不具合の報告への対応を受け持っている会社が少なくないと思います。
アンドパッドではそれらの報告をCREが一次対応しています。
Datadogでのログ調査や、Redashなどを用いてのデータ調査、各製品に対する広く深い知識を用いて、大抵の報告をCREの方に解決していただいていると感じています。
製品のソースコードに修正が必要な場合でも、CREが事前に調査してくださった詳細な情報を引き継ぐので、対応方針や原因となるソースコードの特定をとてもスムーズに行うことができます。

開発しやすさポイント

  • 不具合の調査が五月雨でこないので、製品の開発に集中することができる
  • 事前に詳細な調査をしていただいているので、不具合の原因となるソースコードの特定がしやすくなる

他にもCREチームはこんな事やっていますという記事があるので、こちらもぜひご覧になってください。 tech.andpad.co.jp

他にも

  • 開発チームごとに使える検証環境があり、気軽に動作確認が行えたり
  • Slackのワークフローやそれに付随するドキュメントが整備されていて、アカウントの申請や権限の申請がスムーズに行えたり
  • 書籍購入補助でKindle本も買えたり
  • tenntennさんにGoについての質問や、製品のソースコードの相談ができるGopher会という勉強会が開催されていたり

などなど私も把握できていない様々な仕組みや環境があります。

お知らせ

アンドパッドでは、様々な職種のエンジニアを絶賛募集中になります!
この記事には書くことができなかった突っ込んだ話や、この部分をもう少し詳しく聞いてみたいなどありましたら、お気軽にカジュアル面談へのご参加お待ちしております。 engineer.andpad.co.jp