ANDPADのQualityControlを紹介します!2023

はじめに

こんにちは。

アンドパッドのTECH BLOGをご覧いただきありがとうございます。

QCの安室(やすむろ)です。

2021年6月に第三者検証の会社からアンドパッドに転職し、2年が経ちました。

入社当初は社員2,3人だったQC組織もこの2年で大きく成長し、色々な活動をできるようになってきたなあと感じる今日この頃です。

「もっといろんな人に、アンドパッドのQCが何やってるかを知ってもらいたい!」という思いから、今日はそんな紹介をさせていただきます。

「アンドパッドのQC」って何?

正式に言うと、「開発本部 Quality Control Division」という位置づけになります。

(Quality Controlを略して「QC」)

システム開発においては、様々な職種のメンバーが関わります。

その中で、「品質」をメインのキーワードにしているのが、 QCのメンバーです。

現在、アンドパッドでは基本的にプロダクト単位のチームで動いていますが、そのチームの中にアサインされ、プロダクトやプロジェクトの品質をより良くしていくためにチームメンバーと協力して活動しています。

また、複数プロダクトの関わる領域を横断的に見るメンバーや、プロダクトチームの垣根を超えて自動テスト利用に関わる課題・疑問の解決を行っているメンバーなど、様々な軸で活動を行ってもいます。

QC×プロダクトチームの関係性のイメージ

アンドパッドには、建設業界の様々な課題を解決するために、色々なプロダクトが存在します。

それぞれ向き合っているユーザーや届けたい価値が異なることもあれば、複数のプロダクトで共通したものもあります。

それぞれに求められる品質・共通して考えなければいけない品質を、チーム内外から考えてより良くしていくということを、アンドパッドのQCでは行っています。

また、自動テストの導入やテストナレッジの整備など、「品質を上げたいけど困ってること」を横断して解消していったりもしています。

簡単に言えば、「幸せを築く人を、幸せに」できるよう、「品質を良くするために、できることはなんでもする」というのがモットーとも言えますね。

もう少し具体的に

ざっくり言いすぎていたので、もう少し具体的な活動内容を。

QCメンバーの活動内容は、おおよそ以下のようなものになります。

  1. ソフトウェアテストを通じて、プロダクトの品質を検証する
  2. 要件定義・システム設計に関わり、QC目線でのプロダクト品質を向上させる
  3. プロダクトの品質リスクを可視化・分析し、ユーザー品質の課題解消を促進する
  4. 組織やプロジェクトチームを俯瞰して品質リスクを可視化・分析し、生産性の課題解消を促進する
  5. 自動テストの手法や課題を整理して、各チームの導入を支援する

ユーザーに届けられる価値を、質と量の両面から増やしたい。

それは全アンドパッドメンバー共通の気持ちだと思っています。

QA = 品質保証と銘打ってしまうと、ややもすると「品質を保証する責務を持つ人」という立場に固定してしまいます。

アンドパッドがQC = 品質管理 or 品質制御としているのは、品質は「特定の誰かが担保/保証」するものではなく、「全員で作り、磨き上げる」ものだという思いがあるからです。

日本とベトナムの連携

アンドパッドはベトナムにも拠点があり、QCメンバーも在籍しています。

ベトナムのQCメンバーも日本メンバーと一緒に、より良い品質を目指して国境を越えた活躍をしています。

日本×ベトナムのQC連携のイメージ

日本メンバーと一緒にという形だけでなく、ベトナムメンバーだけでプロジェクトチームに参加し、品質向上の役割を担ってくれています。

これからもっともっと日本 - ベトナム間の連携を積み上げ、一緒にアンドパッドの品質を盛り上げていきます!

結びと宣伝

アンドパッドのQCはソフトウェアテストを自分たちでも実施しますがそれだけではなく、

  • チーム全体のテストの精度改善や効率化
  • 不具合分析と現在/将来のリスク検知
  • いわゆる上流工程も含めた開発フロー全般の分析と品質/生産性への課題改善

などを通じ、組織・チーム全体で様々な側面の品質を高める文化と仕組み作りを目標にしています。

組織・チーム全体で品質を高める文化と仕組み作り。これはどのような組織でも、一筋縄ではいかないことだと思います。

アンドパッドではQC以外の様々な方々も職種や役割を超えて協力してくれています。

そのため、夢物語ではなく実現可能な目標であると信じることができています。

ですが、日々大きくなる組織・変化する外環境に対して、様々な視点・スキルを持ったメンバーがまだまだ必要です。 本記事を読んで興味を持ち、共感していただけましたら、一度お話を聞きに来ていただけますと幸いです。

andpad.co.jp

私たちアンドパッドのQCは、もっともっと「幸せを築く人を、幸せに」できるように、これからも邁進していきます!