ごあいさつ
アンドパッドのQualityControlの冨士川です。
入社して2年半経過し、現在はQCチームのリーダーやっています。
道の駅をめぐることにハマっていて写真は千葉県館山市の道の駅「“渚の駅” たてやま」の「さかなクンギャラリー」で撮った写真です。魚魚魚~!
※QualityControlについては弊社のTech Blogをお読みください
この記事の目的
皆さん、海外メンバーと開発する時にテストケースの翻訳はどうしていますか?
「Google Chrome」とテスト管理ツール「QualityForward」を組み合わせて使ったところ、
簡単にテストケースを多言語化できたのでご紹介します。
テストケースを多言語化した背景
弊社はベトナムにグループ会社「アンドパッドベトナム」があり、ベトナムメンバーと連携してQC活動を行っています。
日本メンバーがテストケースを作成し、ベトナムメンバーがテストケースを実施するのですが、日本語でテストケースを作っても、読めないベトナムメンバーもいます。
そのため、
1. 日本メンバーが日本語でテストケースを作成する
2. ベトナムメンバーがベトナム語に翻訳したテストケースを別で作る
3. 翻訳されたテストケースでベトナムメンバーがテストを実行する
という工程が必要になります。
日本語とベトナム語、2つのテストケースができることで
・修正時に2つのテストケースに対して修正が必要(修正箇所が多い場合はとくに煩雑)
・ベトナム語版のテストケースに実施結果があるためどのテストをした結果か分からない
という問題に悩まされていました。
解決策としてのGoogle Chrome+QualityForward
「Google Chrome」とテスト管理ツールである「QualityForward」を組み合わせれば、この課題を解決できるのでは?と思い、テストケースの多言語化を試してみました。
それでは実際に「Google Chrome」と「QualityForward」を組み合わせた多言語化のやり方を説明します。
Google Chrome+QualityForwardを使った多言語化のやり方
1.「Google Chrome」で「QualityForward」を開きます
2.日本語でテストケース(テストスイート)を作成します 3.画面を右クリックして表示されるメニューで[〇〇に翻訳]を選択 4.画面右上でベトナム語を選択 ※一瞬でベトナム語に翻訳されました 5.URL横の[このページを翻訳]-[…]-[別の言語を選択]で[英語]を選択 ※これまた一瞬で英語に翻訳されます
まとめ
「Google Chrome」の表示言語を切り替えることにより、
「QualityForward」のテストケースを多言語で表示することが出来ました。
これによって、1つのテストケース(テストスイート)を、好きな言語で表示することが出来るので、修正するテストケースは1つで済むようになりました。
また同じテストケースに対してコミュニケーションがとれ、見ている場所を間違うことが無くなりました。
今まで悩みだったベトナムメンバーとのコミュニケーションが改善されとてもスムーズにやり取りできるようになりました。
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