IT未経験の大学生がインターン入社してから半年の振り返り

ごあいさつ


 はじめまして。アンドパッドにインターンとして携わっている八坂です。私は大学2年生で、スピッツをはじめとした邦楽を聴くことや、一人旅をすることが好きです。


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 こちらの写真は、一昨年のお正月に城ヶ島へ行き、初日の入りを観測した時のものです。(私は早起きが滅法苦手なので、初日の出は諦めました...笑) 東京から比較的アクセスも容易で、気軽に非日常を味わう事ができ、お勧めしたい場所です。
 以前のように、気軽に外出できる日がまた来ると良いのですが...。

 さて、私は2020年の7月にアンドパッドにインターン入社して以来、授業の合間に"テスター"と呼ばれる業務に携わっています。私は、IT関係の仕事に従事したことは今まで無く、未知の世界だったと言っても良いかもしれません。入社して半年が経った今、現在では仕事にもだいぶ慣れ、テスターの具体的な業務内容やITベンチャーにおける働き方について学ぶことが出来ました。今回、ブログを書かせて頂く機会を得たので、私がアンドパッドに入社してからの出来事を振り返りたいと思います(^-^)


目次


QC(品質管理)とは?

 本題に入る前に、まずはテスターの大元である"Quality Control Division"(QC)と呼ばれる部署についての説明と、"テスター"がどういった仕事をするのか簡単に紹介したいと思います🙋‍♂️

  • "Quality Control Division"とは何かざっくりと説明すると、要件品質の向上や、テストケース作成などの業務から、実際に期待する動作となっているかを確認する業務まで、プロダクト全体として品質管理を行う部署の事を指します。
  • このQuality Control Divisionの一員として、現在私はテスターの業務に携わっています。

テスターとは何をする仕事?

 では、テスターとは実際何をする仕事なのか?必須となるスキルはあるのか?
私が実際に行っている業務内容を基に、以下の通りまとめてみました👀


テスターの業務内容

  • テスト実施
    • OSやブラウザなどの様々な環境下で、期待された動作となっているかの確認をする
  • テスト実施内容の記載
    • さまざまな条件下で期待された動作となっているか確認した内容を記録として残す
  • 不具合の起票
    • 不具合を発見した際、担当の方にその旨を報告する
    • 現在のプロジェクトでは、GitHubでissue起票して不具合の内容をまとめている
  • 不具合の改修確認
    • 改修時の影響範囲が大きい場合は、テストする内容をまとめたテスト項目書を作成することもある

 自分でプログラミングする事はない為、プログラミング未経験でも担当可能です!
私はプログラミングはおろか、IT関係の仕事に従事した事も無かったため、この点は魅力的に感じました✨

入社したての頃

 入社して間もない頃は、IT未経験だった事もあり少なからず困難もありました。具体的にそれがどういったものだったのか、いかに乗り越えたのかをここに纏めたいと思います ( ..)φ

IT用語がわからない!

 中でも特に苦労したことは、不具合と思わしき事象の報告や業務上でのやり取りで、いかに簡潔に、伝わりやすく文章に纏めるか推敲する事でした。ITの世界では、専門の用語や普段聞きなれない言葉が数多く存在します。「モーダル」や「スコープ」、「ペンディング」など...。これらの用語が分かっていなかった頃は、どうすれば的確な表現が出来るか、言葉選びに難儀していました。

 issue1件起票するのに1時間以上かかっていたことは、今でも印象に残っています(笑)

 少しでも的確な表現や、業務上のやり取りがより円滑に行えるようにする為にも、私はこういった専門の用語を覚える事に重点を置きました。

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「バグ」という言葉

 業務を遂行するにあたって注意すべき点として、何か不具合と思わしき事象を発見した際に”バグ”とすぐさま表現する事はタブーである事を教わりました。なぜなら、その事象がバグではなく、仕様である可能性もあるから。また、開発をしているエンジニアさんにとってもあまり好ましくない表現です。
 その為、テスターでは「バグ」という言葉を使わず、「Feedback」という表現で詳細を伝えるようにしています。

 何の気なしに使っていた「バグ」という表現ですが、以降その言葉は慎むよう留意しています...!

現在の自分

 入社から半年経った現在では、テスターとしての業務にも慣れ、入社したての頃と比べさまざまな事が出来るようになりました。ここで、入社したての頃と比較して、自分がどこまで成長したのか、振り返っていきたいと思います!

  • IT用語がわかるようになった!

     入社したての頃では、IT用語の知識が浅かった事によりissue起票に時間を要したり、業務上のやり取りを行う際に苦労を感じていましたが、専門の用語を覚えるよう努めたこともあり、業務を遂行するにつれて少しずつ用語の理解が出来るようになりました。現在では、10分程度あればissueの起票が出来るようになり、業務上のやり取りも最初の頃と比べより円滑に行う事ができ、成長を感じています✨

  • 仕事で教わった事を応用出来るようになった!

     前述したIT用語の知識が浅かった事に関連して、issueの起票やFeedbackをする際は、一旦下書きをし、指摘された箇所を修正してから起票/書き込みをするといった形式で行っていました。現在では、それらの過程を踏むことなく、自分で直接issueの起票やFeedbackを作成出来るようになりました。また、今まで指摘された箇所や教わったことを踏まえて、自分なりに見やすいフォーマットにしたり、より伝わりやすい表現を模索し、それを実践出来るようになりました。

  • ITベンチャーでの働き方について学ぶことが出来た!

     テスターの業務を通して、GitHubやSlackなどの使い方、マークダウン記法、スプレッドシート、リモートワーク下での働き方について学ぶことができ、テスターの業務内容だけでなく、ITベンチャーにおける実践的な知識や、社会人として求められる基礎的な資質について実体験を通して学ぶことが出来るようになりました(^-^)

これから出来るようになりたいこと

 入社してから半年間、私はテスターとしての業務に携わり、テスターとしての基本的な知識を学ぶことが出来ました。これから先、新しくテスターとして一緒に業務に携わる方も出てくるでしょう。そこで、今まで教わって来た情報や知識を、今度は教える事が出来る立場になってみたいと考えています。
 また将来的には、プログラミング言語を覚え、コードの内容・意味が理解出来るようになっていきます...!

おわりに

 アンドパッドでインターン入社した事により、ITベンチャーでの働き方や、社会人として働く上で基礎的かつ実践的なことについて丁寧に教えてくださり、将来に活かせる貴重な体験が得られたと感じています。
 また、入社して間もない頃と比べ、QA/テスターのメンバーが増えたことで少しずつ賑やかになって行き、これまでより更に楽しく仕事をする事が出来ています。このような機会を与えて下さった方々と、仕事のノウハウについて教えて下さった方々には感謝しかありません。

 最近は、引き続きテスターとしての業務と、不具合と思わしき事象を報告する作業に携わっています。新学期から私は大学3年生になり、時期に就職活動も本格化して行くでしょう。学校の方も少しずつ忙しくなって来ると思われますが、これからもテスターとして、業務に励んで参ります!

engineer.andpad.co.jp