朝の歯磨きのような10min勉強会

こんにちは、自宅でのリモート環境が整って音楽制作が捗りそうな soe-j です。

アンドパッドには5月に入社しました。
入ってすぐ「良い取り組みだなあ」と思ったのが、毎朝開催されている「10min勉強会」でした。
いろんな企業さんで行われているかもですが、今回はアンドパッドではどんな感じで実施されているのか紹介できればと思います。

毎朝の文化

現在のタイムテーブルはこんな感じ。
毎日、朝会が始まる11時の直前まで開催されています。
なるべく時間が被らないように開催されるので、気になるものを選んでハシゴすることもできます。

  • データ分析 9:00〜
  • k8s 9:30〜
  • Vue.js 10:00〜
  • Flutter 10:30〜

30分置きなのはバッファで、これが詰め込む限界かと思います。 (9時前も空いてるじゃないかって?)

以前には、Monolith to MicroServicesというテーマがあったり、Reactを触ったり....
他にも、10分とは銘打ってないですがClean Architecture勉強会があったり、「建設業界について」のようなテック以外の勉強にも派生してきています。

自然発生的に発足するので、捕捉しきれてないものもあるかもしれない...
ということで、最近はGoogleカレンダーに「勉強会カレンダー」なるものが誕生しました。

もはや、文化といっても過言ではないかもしれない。

最近の実施の流れ

会によって少しずつ違うとは思いますが、私がよく参加しているVue.js勉強会を例に流れを説明します。

担当者はローテーション。

  1. おはようございます
  2. 担当者が画面共有して、ざっと書いてあったことをまとめながら読み上げていく
  3. 気になるところを議論
    • これはどういうときに便利?
    • これは便利だけど注意点は.....
    • こういう実装なのはなぜ?
    • 書き方色々あるけど、どう書きわけていく?
  4. 明日の範囲と担当者を確認
  5. ありがとうございました

なぜ10min勉強会なのか

業務においても新しい技術を積極的に採用しているので、その中で得られるものが沢山あるし、個人で勉強することもあるし....
それでもなぜ毎朝10分の勉強会をやるのか。

行動のフックに

買った本って積むものですよね。
取り組もうと思っても取り組んでないことって結構いっぱいあったりするんじゃないでしょうか。
「明日の朝までに勉強しておかないと議論に参加できない」という背水の陣

無理なく続けられる

背水の陣と言っても10分で終わる内容なので、さっくり見るだけです。
週イチの勉強会の予習が重くて....とかなりません。

すぐ聞ける、深く理解できる

これは勉強会全般に言えることですが、理解に躓いたところを議論することができます。
ただ、毎日やってるので気になったところをすぐに聞ける感覚があります。
こまめに聞けるので深く理解した上で、次の単元に向かうことが出来ます。

結果、習慣化される

私自信、業務で直面していることしか勉強しない傾向が強く、
新しい技術のキャッチアップに課題を感じていました。

こうした取り組みから、少しずつ習慣になってきている実感があります。
Vue.jsの内部実装を読んだことで、computedとmethodの理解が深まったことは印象に深く残っています。

おわりに

こんな勉強会に興味ある方、ぜひ一緒に開発してみませんか?

engineer.andpad.co.jp