チームのつながりを少しずつ育む - 開発・プロダクト組織で続ける月1の共有会と懇親会

こんにちは。アンドパッド創業メンバーの1人で、エンジニアの @KanechikaAyumu です!

アンドパッドの開発・プロダクト組織では、以前から月に一度、1〜2時間ほどの全体共有会(オンライン)と、オフラインでの任意参加の懇親会をセットで実施しています。
最近、この会の運営に携わる機会を得たこともあり、改めて自分の想いを言語化して、アンドパッド社内はもちろん、少しでも興味を持ってくださる社外の方々に向けて記事を書きました。

私の司会の様子

この取り組みは、チームの垣根を越えて想いを共有し、顔の見える関係性を築いていくことを目的としています。

リモート中心だからこそ、オフラインの価値も活かしたい

今やリモートワークが当たり前となり、オンラインでも多くのことが実現できるようになりました。
しかし、あえてオフラインの場を持つことには、個人的に大きな意味があると感じています。

私が大切にしている効用は、主に2つあります。

1つは、偶発的な出会いから生まれる新たな気づきや切磋琢磨、そして改善につながる火種の創出
ふとした雑談や、チームを越えた会話の中から、「そういえば…」とひらめく瞬間があります。そんな偶然のつながりが、次のアクションの原点になると信じています。

もう1つは、表情や声のトーン、熱量といった“お互いの存在感”をリアルに感じることで育まれる信頼関係
「なんとなく話しやすい」「あの人の姿勢に共感した」といった感覚が、やがて相談や連携の自然な土台になっていきます。

オンラインとオフラインの“いいとこ取り”をしながら、今のフェーズに合ったより良いコミュニケーションの形を模索し続けています。

なぜこの場が必要なのか

プロダクト開発は、一人で完結できるものばかりではありません。

特に今、アンドパッドではマルチプロダクトを展開しており、複数のチームや職種をまたいだ連携と相互理解の重要性がますます高まっています

  • 「この前の懇親会で話したあの人に、ちょっと相談してみようかな」
  • 「あのプロダクトの取り組み、うちの仕事にもつながる部分があるかもしれない」

そんな何気ない会話や気づきが、チームの垣根を越えたつながりを生み出し、全体像の把握やお互いの位置づけの理解につながることがあります
結果として、価値提供のスピードや質が少しずつ高まっていくこともあると思っています。
また、そうした関係性が、自分たちの仕事の目的や意義をあらためて考えるきっかけにもなると感じています。

開発・プロダクト組織の中でも、ユーザーとの共創に向き合う姿勢や仲間の熱量に日常的に触れながら、
自然と互いに期待を超え合えるような関係性が、当たり前に存在する状態をつくっていきたい。
この場づくりは、そのための小さな一歩です。

まずは、いろんな人にスポットライトを

この取り組みで私が意識しているのは、さまざまな人にスポットライトを当てるということです。

最近、この役割を通じて、社内のいろんな人と話す機会が増えました。
そのなかで、圧倒的なやる気と行動力を持って現場で活躍している人たちにたくさん出会わせてもらっています

そういった素晴らしい仲間たちのことを、少しでも他の人にも知ってもらいたい。
その存在や取り組みを紹介することで、「自分もなにか始めてみよう」と思えるような、熱の連鎖が生まれていけばと考えています。

全体共有会では、活躍するみなさんの人となりや想いが少しでも伝わり、共にお互い仲間として頑張れることを目指しています
みんなの中にある前向きな熱が、少しずつ伝わっていくような場をつくっていけたらと思っています。

共有会 (オフライン) の様子

一過性のイベントではなく、未来につながる関係を

先日の会では、普段あまり関わりのないメンバー同士での会話や、新しい顔合わせがいくつも生まれました。
その瞬間だけで終わるのではなく、その後の業務に自然につながっていく関係性こそが、私にとっての理想です。

懇親会の様子

実際に一緒に仕事をするタイミングが来たとき、すでに顔が見えていて、関係性ができている。
その状態でプロダクトを推進できれば、初動のスピードも、深さも、まったく違ってくるはずです。

共に考え、共につくる仲間を増やしたい

私は創業期からアンドパッドに関わり、10年以上プロダクト開発に携わってきました。
今でも飽きることなく、やりたいことはどんどん増え続けています。

それは、すばらしい仲間たちに囲まれていること、社会からの期待の高まりを感じていること、
そして、まだまだこのプロダクトと会社には伸びしろがあると本気で思っているからです。

そんな中で、より高い目標やハードルに挑み、それを高い熱量を持つ仲間たちと一緒に乗り越えていきたいと考えています。
そのためにも、この場の目的が実現され続けるよう、これからも改善を重ねていきたいと思っています。

最後に

もしこの場を通じて誰かが、

  • 「アンドパッドの人たちって、みんな楽しそうに働いてますね」
  • 「前のめりに取り組む熱量が伝わってきますね」

そんな風に感じてくれたなら、それが何よりの成果です。

アンドパッド全体でも、部門を越えたつながりや刺激を生むために、さまざまな交流の取り組みが行われています。
今後、より大きな責任を担う組織になっていく中で、オフラインとオンラインの両方を活かしながら、最高のチームをつくることに興味がある方とは、ぜひどこかでご一緒できたらうれしいです。

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これからも、組織の境界をゆるやかに越えていけるような“関係の土壌”を、丁寧に育てていきたいと思っています。