こんにちは。1日目ぶりです。バックエンドの武山 (bushiyama)です。
この記事は ANDPAD Advent Calendar 2022 の 16 日目の記事です。
今回は弊社の cool な制度、 書籍購入補助(Kindle可) を利用して購入いただいた書籍の中から、
ゾンビスクラムサバイバルガイド のレポをお届けします。
本書はアウトライン構成が素晴らしくよく出来ており、
折角ですので本書の"部"の単位に乗っかりレポをしていこうと思います。
(ゾンビ)スクラム
───噛まれると、感染する。
走るタイプなのか水に弱いのか。
そもそもゾンビとはなにかを知るところから始まります。
自身の過去を含め、チェックリストに心当たりが多すぎて
わたしのなかのゾンビな部分が震えだすのを感じました。
書籍記載のURIでもリダイレクトが効きますが、診断サイトは以下になります。 https://scrumteamsurvey.org/
ステークホルダーが求めるものを作る
───そうだ、ホームセンターにいこう。
自宅に籠もっていてもストーリーは進みません。
ヒロイン(ステークホルダー)に会いにいき、パーティーを組みましょう。
抽象的なわたしの感想はさておき、本書には実践的なテクニックが山盛りでした。
ウォーターフォール型開発の経験が長かったりすると、
このステークホルダーの居ない状態に慣れてしまいがちで、
なにがいけないのか、感染していることに気づいていないゾンビになりがちですね。
速く出荷する
───人間同士で争っている場合では、ないのに
銀の弾丸も撃たねば飾り。
ステークホルダーも近くにいて、よいモノづくりが出来ても出荷が遅いと台無しですよねという章。
冨樫先生並みに実績を積めば待っていてくれるファンは多いかもしれませんが。
本章にも実験の章があり、具体的な改善のヒントが山盛りです。
継続的に改善
───そうだ、食料品売場を奪還しよう。
拠点は拡張・改善していくもの。
大体の物語では襲われて壊滅がお約束ですが。
下記の引用が印象的で、
こんな内容の付箋で埋まってデッドロック状態に陥った経験おおいなーと。
自分たちではコントロールできない改善案しか出せないのだ。
弊社の場合、月イチで各チームが成果を自慢しあう会がありますが、
そのような会で具体的に改善した事案が出てこないなどあったりすると、
比較的気づきやすい兆候なのかなと感じました。
自己組織化する
───おれたちのたたかいは、これからだ!
メカニックや知恵袋、バックエンドポジは大体ギーク。
日本刀を担いだ先輩も加わればほぼ完璧です(?)
【的を得た機能を短いスパンで継続的かつ自発的に出荷する】
「あのチームいい感じだね」と言われるところは、
だいたいコレが出来ているのではないでしょうか。
本章も何故そうなのか?から実践的で効果的な処方箋が盛り沢山でした。
さいごに
書籍の帯にもあるように
血を通わせる。
いうなれば、鼓動を。
勇気をもつことが大切だと感じました。
スクラム開発していない現場へも、なかなか響くものがあると思います。
チーム改善のヒントたりえる良書でしたので、ぜひぜひ。
幸いなことに、私の所属チームにはゾンビなんて......うわなにをするやめr
───かゆ うま。
おわりに
現在、アンドパッドでは一緒に働く仲間を大募集しています! ご興味を持たれた方はカジュアル面談や情報交換のご連絡をお待ちしております。
明日は、私の入社面接も担当して頂いた@zigenin さんの
「哲人君主に学ぶ精神の平穏を保つ思考法」の予定です。
楽しみ!